研究課題
若手研究(B)
本研究は、フランスにおいて連帯経済(互酬性を基礎とした代替的な経済実践)がどのように生成し実践されているかを、人類学的フィールドワークによる具体的データにもとづいて分析した。その結果、連帯経済が人類学理論を参照することによって実践を形成していくという再帰性を持つということ、また、連帯経済は道徳的価値を規範化するため参加者との緊張関係を生むことを本研究は明らかにした。この事例研究を通して、経済人類学分野における理論的貢献をおこなった。
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