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2008 年度 研究成果報告書

日本統治期サハリンにおける樺太アイヌのエスノヒストリーの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18720250
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関北海道開拓記念館

研究代表者

田村 将人  北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (60414140)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワードエスノヒストリー / 社会史 / 生活史 / 先住民政策 / 文化人類学
研究概要

本研究課題では、日本の植民地樺太(1905〜1945年)における樺太アイヌ社会の歴史叙述を目指した。従域にあって言語文化を異にする樺太アイヌの歴史を明らかにすることは、現代のアイヌに対する認識に一石来のアイヌ史研究は北海道アイヌを対象とした叙述が主であり、日露国境紛争地を投じるものと信じている。ロシア、日本、ソ連と統治者が変わる中で樺太アイヌ社会が漁業権の保、集住化と首長、引揚げにどのように対応したかをテーマとして考察した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 中川小十郎宛て葛西猛千代書簡の樺太アイヌのスト-(スキー)について2008

    • 著者名/発表者名
      田村将人
    • 雑誌名

      『立命館百年史紀要』立命館百年史編纂委員会 第16号

      ページ: 17-30

  • [雑誌論文] 二種類の『樺太土人旧慣調書』について2008

    • 著者名/発表者名
      田村将人
    • 雑誌名

      千葉大学ユーラシア言語文化論集 第10号

      ページ: 143-169

  • [雑誌論文] 温存された首長の役割-樺太庁が任命した樺太アイヌの「土人部落総代」について2007

    • 著者名/発表者名
      田村将人
    • 雑誌名

      北海道・東北史研究 第4号

      ページ: 36-53

  • [雑誌論文] 白浜における集住政策の意図と樺太アイヌの反応2007

    • 著者名/発表者名
      田村将人
    • 雑誌名

      北海道開拓記念館研究紀要 第35号

      ページ: 87-100

  • [図書] 日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学をめざして2008

    • 著者名/発表者名
      田村将人
    • 総ページ数
      463-502
    • 出版者
      不二出版、蘭信三編
  • [図書] 北方の資源をめぐる先住者と移住者の近現代史-2005-07年度調査報告2008

    • 著者名/発表者名
      田村将人
    • 総ページ数
      91-107
    • 出版者
      北海道開拓記念館

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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