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各種相談業務に関わる弁護士・消費生活相談員等の専門家ないし相談担当者に対するヒアリングを継続して行なった。
また、いずれの地域社会でも量的に多くを占めるいわゆる「クレサラ」問題に焦点を当て、これに携わる弁護士、司法書士に対する調査を行いつつある。
より具体的には、地域内での弁護士の分布の格差に連動してリーガルサービス供給ストラクチャに変動が生じるか否かを把握するため、弁護士分布に相当の格差の存在する地裁および支部管内ごとの調査を実施している。調査対象地区ごとに、相談担当弁護士、弁護士会の法律相談担当部門、自治体法律相談事業担当者、消費生活相談員、社会福祉協議会、司法書士等、実質的にリーガルサービスを地域社会に提供していると思われる組織・担当者に対しヒアリング調査を実施し、各機関の相談事業の運営が、連携・重畳等、相互にどのような関係を取り結びつつ、地域社会におけるリーガルサービスの供給ストラクチャが構築されているのかについて、一定の知見を得つつある。
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