少年司法における「未決」段階の身体拘束に関する総合的研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18730049
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 刑事法学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 武内 謙治 九州大学, 大学院・法学研究院, 准教授 (10325540)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• キーワード: 少年法

研究概要

本研究は、少年司法における「未決」段階の身体拘束に関する刑事政策上・国際人権法上の関心が高まるなか、現在それが果たしている機能とあるべき像を探ることを目的とした。本研究に取り組む中で公表した論文・学会報告・図書では、国際人権法上指摘されてきた日本の問題点は近時なお深まりを見せていること、それを解決するためのひとつの法策には国選付添人制度の拡充があることを示した。

研究成果

• [雑誌論文] 少年行刑法は不要か (2008)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 雑誌名: 法政研究 74巻4号 ページ: 332-295
  • URL: https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/10792
  • 査読あり
• [雑誌論文] 国選付添人制度の展望と課題 (2008)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 雑誌名: 法政研究 75巻1号 ページ: 204-162
  • URL: https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/11817
  • 査読あり
• [雑誌論文] 少年司法の現在と未来への見取り図 (2007)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 雑誌名: 法政研究 73巻2号 ページ: 436-405
  • URL: https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/10734
  • 査読あり
• [学会発表] 2000年改正以降の少年法改正をふりかえって (2008)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 学会等名: 日本司法福祉学会第9回大会
  • 年月日: 2008-08-03
• [学会発表] 2007年少年法改正問題 (2008)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 学会等名: 日本刑法学会第86回大会
  • 年月日: 2008-05-18
• [学会発表] 少年司法の現在と未来の見取り図 (2006)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 学会等名: 日本司法福祉学会第7回大会
  • 年月日: 2006-08-06
• [図書] 刑事司法改革と刑事訴訟法 (2007)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 総ページ数: 335-370
  • 出版者: 日本評論社
  • URL: https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/14537
• [図書] 少年法の課題と展望第2巻 (2006)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 総ページ数: 107-129
  • 出版者: 成文堂
• [図書] 少年司法改革の検証と展望 (2006)
  • 著者名/発表者名: 武内謙治
  • 総ページ数: 160-187
  • 出版者: 日本評論社
• [備考]
  • URL: http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~takeuchi