研究課題
若手研究(B)
複数の人々が協働して犯罪を遂行した場合に、関与者個人の刑事責任を適切に問いうるような責任原理とはどのようなものかを研究した。特に、暴力団組織を背景とする犯罪や多数人のデモから暴動に発展するような場合を素材とした。行為の時点での個々の行為者の個別の行為をばらばらに分解して評価する試みはうまくいっていない。そこで、集団の構造や行為者間の関係、また、行為者と集団との関係をも考慮しつつ個人の刑事責任を問う方法を提案した。
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産大法学 42巻4号
ページ: 1-49
産大法学 42巻2号
ページ: 1-20
産大法学 40巻3=4号
ページ: 1-32
産大法学 40巻2号
ページ: 94-119