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2008 年度 実績報告書

インドネシア民主化移行過程における合意形成

研究課題

研究課題/領域番号 18730092
研究機関大東文化大学

研究代表者

増原 綾子  大東文化大学, 外国語学部, 非常勤講師 (70422425)

キーワードインドネシア / 民主化 / 比較政治学 / ポスト・スハルト期
研究概要

平成20年度においては、4月から6月にかけて、前年度に博士号を取得した博士論文の出版助成申請 (東京大学出版会) の準備を行い、6月に申請書を提出した。
8月後半から9月初めにかけては、インドネシアにおいて調査研究を行った。前年度から引き続き行っているポスト・スハルト期の政治に関する資料収集を主にジャカルタの図書館・研究機関等で行った。1998年のスハルト体制崩壊以降、一方で民主化が進みながらも、同時に、政治権力をめぐる中央での紛争、治安の悪化、地方での分離独立運動の活発化などガバナンスという側面を見ると、大きく後退した。それが、2003年頃を境に少しずつ政治情勢は安定し、好転していった。不安定から安定への変化はなぜ、どのように起こったのか。こうした観点から、政治・法律関連の資料収集を行った。
同時に、この調査においては、2009年4月のインドネシア総選挙に関連してジャカルタ地域(首都圏)とスラウェシ地域 (地方都市) の立候補者選定・比例名簿順位をめぐる政治過程についても調査を行った。
12月には東京大学出版会の出版助成に関する結果が出され、その後、出版会側との間で出版に向けた博士論文の修正の方向性について協議が行われた。以降、それに従って博士論文の加筆・修正を進めている。
また、同じく12月以降、本年6月に行われる日本比較政治学会研究大会での発表に向けて、インドネシアにおけるポスト・スハルト期の政軍関係に関する発表の準備と報告論文の執筆を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] (東京大学リポジトリ、博士学位論文)

    • URL

      http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/19837

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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