研究課題
若手研究(B)
本研究では金融業の産業組織と証券市場を分析することにより、次のような研究成果を得た。第1に我が国の社債発行市場において新発債価格が流通市場における実勢価格から乖離する傾向を説明する経済理論モデルを構築した。第2にその流通市場におけるアノマリーを分析し、我が国における企業の決算時期のばらつきが市場の非効率性に影響することを示した。第3に証券業の生産効率とパフォーマンスを評価し、中小証券会社でも大手証券会社と同程度の高い生産効率を見せる企業が存在することを示した。これらの成果は国際学術雑誌、国際学会において公表することができた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件)
International Journal of Revenue Management Vol.2, No.4
ページ: 361-375
Applied Financial Economics Letters Vol.4, No.6
ページ: 457-460
横浜国立大学経営学部ワーキングペーパー No.268
ページ: 1-14
横浜国立大学経営学部ワーキングペーパー No. 262
ページ: 1-36
Applied Financial Economics Letters Vol.2, No.5
ページ: 323-327