研究課題
若手研究(B)
本研究は、日本の「失われた10年」における金融仲介とマクロ経済の関係について、多方向の視座から総括的に検証したものである。その結果、(1)マクロ経済に関する不確実性の高まりは銀行部門の貸出比率(危険資産比率)を有意に低下させていたこと、(2)日本の非上場企業が抱えていた過剰債務は銀行に対する借入需要に対して負の影響を与えていたこと、(3)銀行部門の脆弱性の悪化は景気変動に対して有意な負の影響を与えていたこと、を明らかにした。
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KIER Discussion Paper Series(単著) No.0812
ページ: 1-16
KIER Discussion Paper Series(単著) No.0708
ページ: 1-18
KIER Discussion Paper Series(単著) No.0604
ページ: 1-50