研究課題
若手研究(B)
1990年代後半、特に、金融監督当局の監督姿勢が厳格化した1997年度に銀行の自己資本比率が大幅に低下していていること、自己資本比率が低下した銀行が健全業種向けの融資削減、相対的に健全業務から不健全業種への資金の再配分を実施していることが明らかになった。また、中小金融機関は大手銀行に比べ、不良債権比率が高いほど中小企業向け貸出金利を引き上げていることも明らかになった。
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