研究課題
若手研究(B)
本研究では、大学進学の収益率の相違や、それに応じた大学間序列に関して形成される社会意識が様々なパターンを取りうることを、ミクロ経済学の理論を用いて表現し、社会意識の相違が教育投資量を通じて労働者の所得格差に与える影響を分析した。日本のように、大学入学資格付与が厳格に運用されず、一方で大学の序列化が進行した経済では、労働者間で大きな所得格差が生まれる一方で、平均的な所得稼得能力の低下が生じる。
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現代経済学 15(掲載決定)