組織における認知ギャップの経時分析

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18730243
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 経営学
• 研究機関: 横浜国立大学
• 研究代表者: 山岡 徹 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 准教授 (80377085)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• キーワード: 雇用流動化 / リーダーシップ / 心理的契約 / 認知ギャップ

研究概要

長期間にわたって安定的にひとつの組織に留まらない流動的な人材が増加傾向にある今日の雇用環境のなかで、組織や仕事などに対する従業員間の共通認識は、同一企業内でどの程度保たれているのだろうか?本調査では、上司のリーダーシップに対する認識や、会社との関わり方などに対する認識が、同一企業内の従業員間でどの程度保たれているのかについて、「認知ギャップ」という概念を中心に、その中身をサーベイ調査によって明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] 組織における恒常性と組織変革モメンタムに関する一考察-組織変革の「振り子プロセス・モデル」の構築に向けて- (2008)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹
  • 雑誌名: 経済論叢 第181巻第1号 ページ: 61-83
• [雑誌論文] 組織変革の概念と組織モデルに関する一考察 (2007)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹
  • 雑誌名: 横浜国際社会科学研究 第11巻第4・5号 ページ: 1-21
  • URL: http://kamome.lib.ynu.ac.jp/dspace/handle/10131/3123
• [雑誌論文] 研究開発のイノベーション・マネジメント-研究開発プロセスにおける組織マネジメントと外部連携の実態調査を中心に- (2007)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹・中谷光博
  • 雑誌名: 調査と研究 第34号 ページ: 18-37
• [雑誌論文] 成果志向の人事制度改革に伴う組織コミットメントの変化について (2006)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹
  • 雑誌名: 横浜経営研究 第27巻第1号 ページ: 47-65
• [雑誌論文] 組織変革マネジメントの再考-環境適応志向の組織変革マネジメントへの問題提起- (2006)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹
  • 雑誌名: 横浜国際社会科学研究 第11巻第1号 ページ: 1-14
  • URL: http://kamome.lib.ynu.ac.jp/dspace/handle/10131/1506
• [雑誌論文] 組織変革と組織変化 (2006)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹
  • 雑誌名: 横浜経営研究 第27巻第2号 ページ: 13-34
• [学会発表] 成果主義的人事制度改革と組織帰属意識の変化 : 関西電機メーカー3社調査に於ける組織コミットメントと心理的契約の分析 (2006)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹、若林直樹、松山一紀、本間利通
  • 学会等名: 組織学会研究発表大会
  • 発表場所: 青山学院大学
  • 年月日: 2006-06-11
• [図書] 組織変革マネジメントと人事制度改革, 企業変革の人材マネジメント所収(若林直樹・松山一紀編著) (2008)
  • 著者名/発表者名: 山岡徹
  • 総ページ数: 51-72
  • 出版者: ナカニシヤ出版