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2007 年度 実績報告書

ウェブサイトにおける広告戦略とその管理の実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 18730282
研究機関関西大学

研究代表者

岸谷 和広  関西大学, 商学部, 准教授 (40330170)

キーワードウェブサイト / 広告 / 実験 / 国際比較
研究概要

日本と米国でのウェブサイトに関する実験のプレテストを再度行った。プレテストの結果を受け、実験マテリアル、仮説モデル、その質問項目の検討を行った。米国では、実験のマニュプレーションチェックの結果が思わしくないために、再度ウェブデザインの再考を行った。そのために、研究代表者が渡米しミーティングを開催、同時に研究を支援しているミシガン州立大学名誉教授のG.E.Miracleが訪日し、同様にミーティングを重ねた。その中で、実験のマテリアルである三つのウェブサイトの修正を行った。三つのウェブサイト(情報型、娯楽型、社会的相互作用型)の中で、後者の二つに関しては、被験者がそれぞれの意図を認識しなかったために、それぞれの意図を適切に認識できるよう大幅な変更を行った。特に娯楽型は、日米においてその認識が大変に異なることから等価性を議論したうえで修正した。その他にも、マニュプレーションチェックの質問項目の再検討を行った。質問項目を精緻にするために複数の下位質問項目を作成した。こうした作業は、本実験を成功させるには欠かせないものであるうえに、国際比較を実験で行うというやり方は先行研究でも稀であり、コストと時間のかかるものとなっている。さらに実験マテリアルの修正だけでなく、プレテストのデータで仮説モデルの適合度を測定し修正を行った。そこでは、質問項目のワーディングを修正しただけで、理論仮説の変更をもたらすような大幅な変更を迫るものではなかった。次年度は、最後のプレテストと、本テストとその分析、そして最終的な報告書作成を行うことにする。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 「テレビ番組における広告類似行為の現状と課題-日米比較を中心に」2007

    • 著者名/発表者名
      岸谷和広・水野由多加
    • 学会等名
      日本広告学会全国大会
    • 発表場所
      ぱ・る・るプラザ京都
    • 年月日
      2007-12-16

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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