研究課題
若手研究(B)
業績報告プロジェクトについて各会計基準設定機関が議論を重ねている目的の1つは、財務報告の透明性を向上させることにある。これを受けて、本研究では、わが国企業を対象として、業績報告プロジェクトにおける包括利益の開示に関して、実質的会計政策への影響という観点から開示の透明性の向上の程度を分析した。この結果、包括利益の開示導入直後での著しい効果は見られないものの、近年においては業績報告における透明性向上という効果が現れてきている可能性が示された。
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会計 174巻第1号
ページ: 75-87
大分大学経済論集 第58巻3号
ページ: 23〜46