研究課題
若手研究(B)
現金収支(キャッシュ・フロー)とは異なり、利益は様々な会計処理を経て算定される。そのため、利益とキャッシュ・フローの金額は一般的に一致せず、両者には差異が生じる。この差異は発生項目(accounting accruals)と呼ばれ、ここに会計の機能が集約されると考えられる。本研究では、この発生項目の役割に注目した。大量の財務データを用いて分析した結果、発生項目が企業価値評価に役に立つ情報を会計情報利用者に伝える役割を果たしていることが明らかになった。
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追手門経営論集 第14巻第2号
ページ: 43-61
追手門経営論集 第13巻第1号
ページ: 27-63