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2008 年度 研究成果報告書

現代日本における「戦争の記憶」の社会学的研究:歴史意識の継承と断絶をめぐって

研究課題

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研究課題/領域番号 18730338
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関筑波大学

研究代表者

野上 元  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (50350187)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード戦争の記憶 / 戦争体験 / 戦争と地域社会 / 歴史意識 / 歴史博物館 / 歴史的景観 / 「坂の上の雲」まちづくり / 戦没者記念碑
研究概要

本研究は、現代日本における「戦争の記憶」の継承と断絶を課題とする調査研究であり、特に二つの柱を持っている。一つは、長野県下水内郡栄村における戦争体験の(継続)調査である。体験者の高齢化もあり、すでに聞き取りは困難だが、むしろその困難なプロセス自体が今しかできない本研究の意義となる。もう一つは、歴史博物館や平和記念館などによって展示・保存される「戦争の記憶」についての調査研究である。本研究における特徴を述べるとすれば、それを特に「地域」という枠組みにおいて考察する点にある。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2009 2008 2007 2006 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 図書 (1件) 備考 (3件)

  • [雑誌論文] 戦争とメディア(1)-メディア論講義ノートから2009

    • 著者名/発表者名
      野上元
    • 雑誌名

      社会学ジャーナル(筑波大学社会学研究室) 33号

      ページ: 93-106

  • [雑誌論文] 地域社会と『戦争の記憶』-『戦争体験記』と『オーラル・ヒストリー』2008

    • 著者名/発表者名
      野上元
    • 雑誌名

      『フォーラム現代社会学』(関西社会学会)、第7号(「特集 オーラル・ヒストリーと歴史」

      ページ: 62-71

  • [学会発表] 体験/メディア/同時代史-社会学から見た『戦争体験』と『戦争報道』をめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      野上元
    • 学会等名
      同時代史学会第18回研究会「社会学と歴史学の接点をさぐる-『戦争体験』の問題を中心にして」
    • 発表場所
      立教大学
    • 年月日
      2008-03-15
  • [学会発表] 地域社会と戦争の記憶2007

    • 著者名/発表者名
      野上元
    • 学会等名
      関西社会学会第58回大会シンポジウム「オーラル・ヒストリーと歴史」
    • 発表場所
      同志社大学
    • 年月日
      2007-05-27
  • [学会発表] 『戦争体験』とは何か?〜風化する「戦場の記憶」をめぐって2006

    • 著者名/発表者名
      野上元
    • 学会等名
      シンポジウム「戦争体験と戦後日本社会」(慶応大学COEプログラム「多文化世界における市民意識の動態」
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2006-11-26
  • [図書] 浜日出夫編『戦後日本における市民意識の形成-「戦後社会と二つの戦争体験」(第一章)戦争体験の世代間継承』2007

    • 著者名/発表者名
      野上元
    • 総ページ数
      1-21
    • 出版者
      慶應大学出版会
  • [備考] (講演)野上 元、「現代社会をどう捉えるか〜過去との対話を通して」、NPO法人「地球市民アカデミア」第14期、於お茶の水、2007年6月7日

  • [備考] (新聞記事)「『過去』が『歴史』へ変わるプロセス」『朝日新聞(夕刊)』2006年12月7日(「テークオフ」欄)

  • [備考] (講演)野上 元、「戦争体験記の意義」、NPO法人「自費出版ネットワーク」公開講座、於小伝馬町、2006年5月13日

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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