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2008 年度 実績報告書

逸脱行為の悪質性評価に関する研究-道路交通法改正をふまえたアクションリサーチ-

研究課題

研究課題/領域番号 18730392
研究機関金城学院大学

研究代表者

北折 充隆  金城学院大学, 人間科学部, 准教授 (30350961)

キーワード社会規範 / 逸脱行動 / 悪質性評価 / 交通違反 / アクションリサーチ / 記述的規範 / 命令的規範 / 縦断調査
研究概要

本年度はこれまで実施してきた研究知見をまとめ、学会発表や論文としてまとめて世に問うことを主な目的とした。具体的に、これまで研究成果をふまえ、悪質性評価を規定する諸要因に関する先行研究の文献レビューを行い、研究目的の理論的背景について洗い出しをおこない、悪質性の評価にどう影響しているのかについて得られた知見をまとめる形で学会発表を行った。具体的に日本交通心理学会、日本心理学会、日本社会心理学会で発表を行い、いくつか有用な議論を行った。また、学会で議論した他大学の教員が主催するセミナーに呼ばれ、研究紹介をする機会も得られた。これらの目的のため、今年度はモバイルノートPCの購入をおこない、その場でデータを提供したり十分に活用していくことができた。
倫理的側面に関する問題について、もともと社会的にも望ましくないとされる行動を検討対象としており、これを誘発するような実験操作は厳に慎まれなければならないが、この点について筆者は、これまでの研究を通じても十分に注意を払ってきた。本プロジェクトもこの流れを踏襲し、倫理面やプライバシーの厳守について十分配慮を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] ルール違反を抑止するメッセージとは2008

    • 著者名/発表者名
      北折充隆
    • 雑誌名

      教育と医学 56

      ページ: 28-35

  • [雑誌論文] 電車内の迷惑行為評価に関する検討-悪質行為はKYか--2008

    • 著者名/発表者名
      北折充隆
    • 雑誌名

      金城学院大学論集(人文科学編) 5

      ページ: 16-26

  • [備考]

    • URL

      http://www.asahi-net.or.jp/~vu5m-ktor/study.html#gyouseki

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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