研究課題
若手研究(B)
本研究では、ヒトの謝罪という行為をコストリー・シグナリングのモデルにより分析し、コストのかかった謝罪ほど誠意のある謝罪と知覚されるという仮説を場面想定法の質問紙実験と実験室実験により検証した。本研究の意義は、従来、個人の認知過程として分析されていた意図性推論(謝罪者の謝罪意図の推論)が相互作用の産物でることを示すとともに、この領域における進化心理学的アプローチの有効性を示したことにある。
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European Journal of Social Psychology
ページ: 1
Test of a costly signaling model of apology Evolution and Human Behavior 30 (2)
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