研究課題
若手研究(B)
本研究では幼児期の三者関係の成立と維持にかかわるコミュニケーションスキルについて検討するため、幼稚園児3人組の協同課題の実験場面を設定し、発話と動作について分析を行った。さらに、女子大学生3人組の協同課題場面の分析を行い、高度な三者間コミュニケーションについて検討した。その結果、幼児の三者間コミュニケーションには大人の場合と同様に発話量、発話時の視線、笑いが、さらに幼児独自のものとして模倣が重要な役割を果たしていることが明らかになった。
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上越教育大学研究紀要 第26巻
ページ: 317-330