研究課題
若手研究(B)
本研究では、発達期の音素レベルの獲得で認められる単純→複雑という順序性について、発話の容易度という観点から、出現頻度の影響を考慮しながら検討を行った。その結果、CVCCV-音節非単語の尾子音(下線部)が有声破裂音である場合、無声破裂音である場合にくらべ発話潜時が長くなる傾向を認めた。この結果は、無声音は有声音にくらべ発達期において獲得される時期が早いとされる事実と符号する。しかし、統計的に十分な結果が得られていないことや、他の解釈も可能であるため、今後も慎重に検討していく必要がある。
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IEICE Technical Report 23(8)
ページ: 61-66
老年精神医学雑誌 18巻4号
ページ: 417-425
Journal of Experimental Psychology : Learning, Memory, and Cognition 32(5)
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