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2008 年度 研究成果報告書

高等学校カリキュラムにおけるキャリア教育と教科教育との関連性に関する調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18730485
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関小樽商科大学

研究代表者

岡部 善平  小樽商科大学, 商学部, 准教授 (30344550)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード高等学校 / キャリア教育 / 教科教育 / レリヴァンス / 学習キャリア / カリキュラムガイダンス
研究概要

本研究は、高等学校でのキャリア教育と教科教育がどのように結びついたとき、生徒のいかなる行動を引き起こすのかについて、理論的、実証的な検討を行うものである。まず第1に、生徒はキャリア教育での諸活動を通して職業世界に一定の関心を示しているが、職業世界と日常的な教科学習との関連性については認識が希薄であることを指摘した。第2に、生徒はキャリア教育の諸活動の意味および効果を、高校卒業後の仕事ないし大学への移行に伴う学習経験の変化を通して事後的に認識することを解明した。第3に、生徒の教科学習への取り組みを促進する上で、カリキュラムガイダンスが一定の有効性を示すことを報告した。また、キャリア教育としてのガイダンスの在り方として、継続的なキャリアプランの作成を取り入れるなど、生徒が回顧的に学習経験を意味づけ、再認識する契機として活用することの重要性を指摘した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007 2006

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 振り返りとしてのキャリアプラン-カリキュラムガイダンス再考のための一考察-2008

    • 著者名/発表者名
      岡部善平
    • 学会等名
      日本カリキュラム学会第19回大会
    • 発表場所
      鳴門教育大学
    • 年月日
      2008-07-05
  • [学会発表] 高校でのキャリア教育に対する大学生の意味付与に関する事例研究-高校から大学への移行に伴う学習経験の変化に着目して-2007

    • 著者名/発表者名
      岡部善平
    • 学会等名
      日本カリキュラム学会第18回大会
    • 発表場所
      埼玉大学
    • 年月日
      2007-07-07
  • [学会発表] 「教育内容の職業的レリヴァンス」と高校生のキャリア形成-高大連携講義「携帯電話をめぐる5つのエピソード」を事例として-2006

    • 著者名/発表者名
      岡部善平
    • 学会等名
      日本カリキュラム学会第17回大会
    • 発表場所
      奈良教育大学
    • 年月日
      2006-07-08

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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