研究課題
若手研究(B)
本研究では、戦後のオーストリアの教育実践史を明らかにするために、戦間期オーストリアの学校改革の影響を視点に考察した。それにより、1920 年代の労作教育理論が戦後においても継承されていることを指摘した。また、現代のオーストリアの教育の動向も本研究では取り扱った。結果、PISAによって判明した学力低下に対する同国の教育政策を、1920年代から戦後にいたるまでの教育観の大きな転換点だと位置づけた。
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