研究課題
若手研究(B)
米国占領下の沖縄のスカウト活動に対しては、米国民政府や琉球政府よりも、企業や官公庁などが人的物的な支援を行っていた。スカウト活動に参加した沖縄の子どもの中には、米国由来の活動への参加と日本復帰運動の高揚との間で矛盾を感じる者もいた。教育隣組は琉球政府が奨励する地域住民の組織であり、学力向上というテストの成績で数値化できる目標に掲げつつ、放課後の子どもを家庭に留めることで、非行防止や犯罪被害の予防を目指した組織であったと考えられる。
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社会教育思想研究 第4号
ページ: 1-12
東アジア社会教育研究 第13号
ページ: 220-232
月刊少年育成 (掲載決定)