研究課題
若手研究(B)
本研究は,幼児期の子どもたちが,ともに重要な自己と他者の両者の要求が葛藤する場合に,どのように調整を行うか,また,その調整はどのように発達するのかを明らかにすることをねらいとした。架空のジレンマ場面を用いた面接調査を行った結果,全体的には年齢が上がるに従って自己主張が減り他者優先的になるという従来どおりの傾向が見いだされた一方で,幼児であっても場面の相手や問題の重要度に応じて,自己と他者の調整を行うことが明らかとなった。
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