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2008 年度 実績報告書

様相論理のモデル理論の圏論による一般化

研究課題

研究課題/領域番号 18740062
研究機関九州産業大学

研究代表者

田中 義人  九州産業大学, 経済学部, 教授 (70320132)

キーワードHeyting代数 / canonical formula / 直観主義論理 / Kripkeフレーム
研究概要

Subdirectly irreducibleな有限Heyting代数, および有限Kripkeフレームを特徴付ける論理式, すなわちcanonical formulaの研究は, FineやJankovによる研究をはじめとして, すでに多くの結果が知られている. そして, これらの結果の背景には, 代数とフレームという, 二つの数理構造の双対性が深く関わっていることもよく知られている. 本研究の主要な目的の一つは, これらの理論をcoalgebraにより一般化することにあった. それにあたり, まず, これまでの研究結果から, 有限という条件を取り除き, 一般化をすることに着手した. ところが, 昨年度までの研究で, subdirectly irreducibleな(有限とは限らない)一般のHeytillg代数をcanonical formulaで特徴付けるのは困難で, T-regularとよばれる, ある条件を満たすものについてのみ, canonical formulaによる特徴付けが得られたのに対し, 一般のKripkeフレームについては, ごく自然にcanonical formulaによる特徴付けが可能であることが分かった. このことを踏まえ, Kripkeフレームの双対であるようなHeyting algebraとT-regular Heyting algebraの関係を調べ, 11月に開催された2008年度MLG数理論理学研究集会で発表した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Extensions of Canonical Formulas for Heyting Algebras and Intuitionistic Frames2008

    • 著者名/発表者名
      Yoshihito Tanaka
    • 学会等名
      MLG数理論理学研究集会
    • 発表場所
      九州産業大学
    • 年月日
      2008-11-08
  • [備考]

    • URL

      http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/J/ms/event/mlg08/notice.html

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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