研究課題
若手研究(B)
定常過程、正確に言うと弱定常過程ですが、これは記憶を持つ確率過程(時間と共に変動する偶然量の数学的模型)で、予測問題を含めて、過去と未来の間の依存関係が主な研究対象になります。私は特に、局所的な時間発展を支配する偏相関係数と呼ばれる量に興味があります。本研究では、完全非決定性という性質に着目し、それに付随する特性量を用いた表現や漸近挙動の特徴付けなど、偏相関係数に関連する幾つかの結果が得られました。
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Statistics & Probability Letters 78
ページ: 2889-2894
Statistics & Probability Letters