研究課題
若手研究(B)
この研究では近傍宇宙の銀河の中心に見つかっている巨大ブラックホールの宇宙論的な成長の歴史を統計的に明らかにするため、X線での探査で見つかった活動銀河中心核の可視赤外線分光観測による追求観測を行った。特に可視光では暗く、赤外線で明るいX線源の正体(赤方偏移(=存在する距離)や物理的性質)を、明らかにするために「すばる」望遠鏡の近赤外線多天体分光器を用いて、多数の天体の赤外線分光観測を行った。結果、これらの天体は80億年から100億年前の隠された活動銀河中心核であることがわかった。今回の結果はこの時代の宇宙の隠された活動銀河核でのブラックホールの降着成長が巨大ブラックホールの成長史の中で重要であることを示唆している。
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http://www.astr.tohoku.ac.jp/~akiyama/index_Res_SXDS.html