研究課題
若手研究(B)
高エネルギーの原子核・原子核衝突では、クォーク・グルオンプラズマという熱平衡状態が生成すると考えられており、それが衝突以前の原子核から如何にして時間発展をして生成するのかという重要な問題がある。この問題に対する端緒として、衝突直後の高密度グルオン場が「Nielsen-Olesen不安定性」を示し、それが熱平衡化への最初の現象であることを唱えた。また、その現象の詳細な記述方法および帰結を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)
Nuclear Physics A809
ページ: 88-109
Progress of Theoretical Physics Supplement 168
ページ: 295-302
原子核研究 52 Supplement 1
ページ: 40-51
Nuclear Physics A (掲載予定)