研究課題
若手研究(B)
光合成の光収穫系アンテナ部に見出される秩序だった色素配列を模倣して、数と空間配置をコントロールしたクロロフィル集積体を構築し、その構造と機能の解明を行った。クロリン骨格にアセチレン部位を導入する手法を開発し直鎖状2量体を合成したところ、共役系の拡張に伴う吸収スペクトルの変化が観測された。また、エステル鎖で架橋された環状の2,3,4量体クロリンを合成したところ、4量体が特異的にフラーレンを認識して取り込むことを見出した。
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