平成19年度は、平成18年度に得られたBMI問題に対する緩和問題、近似解法、分枝限定法の可視化手法の実装を行った。具体的には以下のような手法を開発し実装した。 1.多次元空間の領域分割を行う。 2.分割領域における最小化問題の上界と下界を求める。 3.上記2の結果を2次元平面上に可視化する。 4.上記2の結果を上記3の結果を踏まえて、3次元可視化を行う。 5.マルチディスプレイグリッドを用いて、複数のディスプレイで可視化する。 最適化手法の一つであるSOS(sum-of-squares)について研究を進め、すでに提案されている各種の解法について、可視化可能であるか検討した。
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