• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

熱・エネルギー吸収を考慮したゴム系免震・制振デバイスの高精度性能予測システム

研究課題

研究課題/領域番号 18760348
研究機関山梨大学

研究代表者

吉田 純司  山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (90345695)

キーワード積層ゴム支承 / 性能予測 / 免震 / 有限要素法 / メッシュフリー法 / ゴム材料 / エネルギー吸収性能
研究概要

H19年度の研究では,ゴム材料を応用した免震・制振デバイスの極限的な大変形解析を目的とし,そのシミュレーションに適した解析手法について検討した。具体的には,メッシュフリー法を選択し,大変形解析のためのプログラムを開発するとともに,近似解の精度と,計算時の安定性について評価を行った。その結果,メッシュフリー法は,従来の有限要素法と比較して若干手間がかかるものの,極限的な大変形領域まで解析可能であることを確認した。ただし,計算過程で収束が不安定になる場合があり,今後,この点を改善していく必要がある。また,有限要素法でもメッシュの配置を工夫することである程度解析が可能であることから,今後は両手法により性能予測システムを構築し,本研究で構築してきたエネルギー吸収性能を再現可能な構成モデルを導入していくつもりである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ゴム材料のためのOgdenモデルの近似計算法2008

    • 著者名/発表者名
      吉田純司, 杉山俊幸
    • 雑誌名

      土木学会論文集A Vol.64,No.2

      ページ: 217-222

    • 査読あり
  • [学会発表] ゴム材料を対象としたOgdenモデルの近似計算法2007

    • 著者名/発表者名
      吉田純司, 杉山俊幸
    • 学会等名
      土木学会 第62回年次学術講演会
    • 発表場所
      広島大学東広島キャンパス
    • 年月日
      2007-09-13
  • [学会発表] ゴムの超弾性-粘塑性ダメージモデル2007

    • 著者名/発表者名
      吉田純司, 杉山俊幸
    • 学会等名
      第12回日本計算工学会講演会
    • 発表場所
      国立オリンピック記念青少年総合センター
    • 年月日
      2007-05-17

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi