研究課題
若手研究(B)
果樹栽培が盛んな紀の川流域に注目して, 農業活動が盛んな流域の豊かな水環境の構築に関する学問的基礎の確立を目指した. 本研究ではまず, 分布型モデルを用いた水流出解析を紀の川流域で実施して, 農業用水利用が灌漑期の河川流量に多大な影響を与えていることを示した. 続いて, 支川の貴志川流域からの窒素排出量を算定して, 流域では果樹園からの肥料由来の窒素排出量が非常に多く, 特に秋の施肥時期にその多くが流出する可能性が高いことを示した.
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環境情報科学 Vol.37, No.4
ページ: 100-101
ページ: 96-97