本年度は3年計画の最終年度にあたっている。当初の研究目的あるいは研究実施計画へ掲げておいたような複数のテーマのそれぞれについて前々年度および前年度の成果を踏まえた課題を個別に設定しつつそれぞれの研究へ取組んできた点についてはこれまでと同じである。最終年度ではあるが前々年度および前年度へ続きさまざまな機会の活用を図りつつ新規資料の開拓あるいは関連テーマも含めた複数のテーマの資料の内容確認さらには可能なものについては撮影や複写ということをとくに所蔵状況そのほかの要因により十分な確認が行えなかったものを中心に行ってきた。そのような成果も踏まえながら前々年度および前年度へ続き後掲のような成果発表を進めてきた。工費基準については過去に複数回へわたって成果発表を行っているが過去のものを補完しつつそれらとは異なったものとなっておりとくにその後新たに得た知見について論じたものである。工事体制についてもやはり過去に複数回へわたって成果発表を行っているがこれもやはり過去のものを補完しつつそれらとは異なったものとなっておりとくにその後新たに得た知見について論じたものである。機械工学模型については過去に異なった文脈で成果発表を行ったものを踏まえつつ新たな知見を加えたものとなっている。そのほか年度内に投稿済みのものも含めて未発表のもの、あるいは今後発表を予定しているものについては次年度へ向けて準備を進めている。
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