研究概要 |
宇宙に展開する大型構造物である太陽電池アレイに対してスペースデブリ等の超高速飛翔体が衝突した場合,誘起されたプラズマによって太陽電池の機能を喪失させるような恒久的持続放電が発生するのか,またその発生条件は何かを明らかにすることを目的とし,プラズマの計測および放電発生状況の確認を行った.その結果,超高速飛翔体衝突により恒久的持続放電が発生することを確認し,その発生可能性は,飛翔体衝突速度,飛翔体サイズ,印加電圧,消費電力等に大きく依存することがわかり,将来の太陽電池アレイ高電圧化に向けての注意点を示した.
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