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2008 年度 研究成果報告書

極低温環境を利用した微小崩壊熱測定システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18760643
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 核融合学
研究機関核融合科学研究所

研究代表者

田中 照也  核融合科学研究所, 炉工学研究センター, 助教 (30353444)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード崩壊熱 / 極低温 / 熱量測定 / 超伝導
研究概要

ヘリウム冷凍機を用いた極低温における微小崩壊熱測定装置の試作、試料発熱に対する応答試験を行った。Bi-2223をセンサーとした試作では、冷凍機温度を106Kに設定して、10mW程度の発熱の観測が可能であった。一方、V3GaおよびNb3Snをセンサーとした試作では、冷凍機温度を各々11.2K、13.6Kに設定して、1mW程度の発熱の観測が可能であった。測定可能な発熱量の下限を妨げる要因は、冷凍機自体の除熱量の揺らぎ、および発熱試料からセンサーへの熱伝達の2点である。各々、長時間測定による測定値の平均化や超伝導センサー配置方法の変更等による改善が見込め、本測定手法により放射化物の10μWオーダーの崩壊熱の測定が見通せると考えられる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Li/V合金模擬体系内の反応率およびトリチウム生成率測定2008

    • 著者名/発表者名
      田中照也、佐藤聡 他
    • 学会等名
      第7回核融合エネルギー連合講演会
    • 発表場所
      青森
    • 年月日
      2008-06-19

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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