2008 年度研究成果報告書

少体節化した体制を示す介形類における形態形成遺伝子の発現解析

研究課題

研究課題/領域番号	18770064
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	生物多様性・分類
研究機関	大阪教育大学
研究代表者	生田享介大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (30299367)
研究期間 (年度)	2006 – 2008
キーワード	甲殻類 / 節足動物 / 体節性 / 進化 / Hox遺伝子
研究概要	ウミホタルに代表される介形類は, 他の甲殻類や節足動物に比べ体を構成する体節数が非常に少なく, 頭・胸・腹の境界も不明であるため, そのような体の特徴を決めているHox遺伝子群をクローニングし遺伝子がどこで発現するか調べたところ, 先行研究の胚期における付属肢形成過程の観察やengrailed遺伝子の発現パターンより示された解釈とは異なり, 5番目の付属肢である第二小顎を二次的に欠失したという考えを支持する結果となった.