研究課題
若手研究(B)
ヒメハナカメムシ類は微小重要農業害虫アザミウマ類の捕食性天敵として知られる。種内多型に富んだマイクロサテライトマーカーの作出・解析を行い、地理的距離と遺伝的分化の程度をF_<st>値を用いて比較すると、タイリクヒメハナカメムシでは有意な正の相関が見られたが、ナミヒメハナカメムシでは見られなかった。このことから、タイリクヒメハナカメムシのほうが移動分散能力に劣り、遺伝子交流範囲も狭いものと推察された。
すべて 2009 2006
すべて 雑誌論文 (2件)
Japan Agricultural Research Quarterly. (in press)
Entomology and Zoology 41
ページ: 499-506.