研究課題
若手研究(B)
琵琶湖産野生型コイは、大陸のコイとは遺伝的に明瞭に異なる特異な系統である。ところが、琵琶湖には大陸に由来する飼育型コイが何度も放流されており、交雑による遺伝子汚染が懸念されている。そこで本研究では、野生型コイを遺伝的に識別する核DNA マーカーを新たに複数個開発し、琵琶湖におけるコイの交雑状況を調べた。その結果、20m 以深の深層には、比較的純粋な野生型集団が残存していることが判明した。
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Molecular Ecology 17
ページ: 796-809
Aquaculture 257
ページ: 68-77
Journal of Fish Biology (印刷中)