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2008 年度 研究成果報告書

食育がわが国農業・食料問題に及ぼす効果と可能性に関する計量経済学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18780176
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 農業経済学
研究機関東京農業大学

研究代表者

上岡 美保  東京農業大学, 国際食料情報学部, 准教授 (90339094)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード食育 / 食料問題 / 農業問題 / 効果
研究概要

本研究では、食育と食生活に関して、学童期児童とその保護者を対象とした調査を行った。調査の結果から、家庭における食育は、旬や伝統、食文化、地域の農業、地域の食材、食品の栄養といった点の教育が手薄になっていることが明らかとなった。また、児童の調査結果からは、特に、60メニューの嗜好調査において、農村地域においても、子どもの偏食や伝統食等の伝承が懸念される結果となった。
また2004年度〜2008年度までの食育関連研究を通して、食育を推進するためには、地域の各主体の地域内連携が重要であること、有効な食育が行われた場合に期待される効果としては、栄養問題や食生活改善等の食料問題改善だけでなく、食料自給率等の農業問題改善の可能性、食品ロスの削減等の環境問題改善への可能性を持っていることが明らかとなり、そのためには地域の主体間連携が重要であることが指摘できる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 食育の社会的意義-社会科学からのアプローチ-2008

    • 著者名/発表者名
      上岡美保
    • 学会等名
      日本食育学会学術大会シンポジウム
    • 発表場所
      東京農業大学
    • 年月日
      2008-05-31
  • [学会発表] 学童期児童の生活と食生活との関連2008

    • 著者名/発表者名
      都筑真由美・上岡美保
    • 学会等名
      日本食育学会学術大会,ポスターセッション
    • 発表場所
      東京農業大学
    • 年月日
      2008-05-31
  • [図書] スーパーの生鮮食品がお店に並ぶまで図鑑(共著)2007

    • 著者名/発表者名
      上岡美保・大森良美
    • 総ページ数
      5-86
    • 出版者
      自由国民社

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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