研究課題
若手研究(B)
本研究は中国東北地区の絶滅危惧種薬用植物の生物多様性の保護と科学的利用を目的とし,絶滅緊急度の大きい,生薬利用量の多い,化学的研究の少ないことを考慮して,刺五加を選び,その化学成分の解明と生物活性について研究を行った。刺五加の葉および果実から各種クロマトグラフィーより新規化合物4種を含む計31種のトリテルペノイドサポニン成分を単離し,構造決定した。これら成分は膵リパーゼおよびα-グルコシダーゼ阻害活性を有することも明らかにした。
すべて 2007 2006
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Chemical & Pharmaceutical Bulletin 55
ページ: 1087-1089
Journal of Natural Products 69
ページ: 1577-1581