研究課題
若手研究(B)
ラット脳組織から、遠心分離操作によりN-カドヘリンを豊富に含む後シナプス細胞膜分画を精製した.その分画にATP、GTP、ラット脳細胞質分画を加えて加温することによりN-カドヘリンのエンドサイトーシスを起こさせることに成功した.そのN-カドヘリン小胞を遠心操作で分離し、抗N-カドヘリン抗体でウェスタンブロットすることで、N-カドヘリン・エンドサイトーシスを迅速かつ定量的に解析できる無細胞再構成系を確立した.