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2006 年度 実績報告書

非小細胞性肺癌におけるerbB2遺伝子異常解析とその遺伝子異常についての機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 18790998
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

遠藤 克彦  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 臨床研究医 (10381873)

キーワード肺癌 / 遺伝子
研究概要

1.我々は、erbB受容体ファミリーであるerbB2の非小細胞肺癌における役割についての理解を深めるためにerbB2遺伝子変異やコピー数の解析だけでなくerbB2受容体タンパクの機能解析を加えて研究を進めることにした。
2.外科的切除によって得られた肺癌組織から抽出したGenomic DNAを材料としてAppliedBiosystems 7500 Real-Time PCR SystemにてQuantitative Real-Time PCRを施行し、EGFRおよびerbB2遺伝子のコピー数を解析した。これまでに蓄積されたEGFR遺伝子変異の解析データにEGFRおよびerbB2遺伝子のコピー数の解析データを追加して臨床病理学的因子、ゲフィチニブ奏効性、生存などとの相関について検討した。これらの検討の結果については次ページの研究発表に記載されるように論文としてまとめた。
3.平成18年度はerbB2遺伝子変異の機能解析を行う準備としてerbB2遺伝子の変異型と野生型の2種類のDNAについてTA cloningを施行し、プラスミドDNAを精製した。平成19年度は変異型と野生型の2種類のインサートDNAを発現ベクターに乗せ換え、それらの発現ベクターを培養細胞にTransfectionし作製された変異型と野生型の2種類の肺癌細胞を用いてerbB2受容体タンパクの機能解析を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Evaluation of the epidermal growth factor receptor gene mutation and copy number in non-small cell lung cancer with gefitinib therapy.2006

    • 著者名/発表者名
      Katsuhiko Endo
    • 雑誌名

      Oncol Rep. 16(3)

      ページ: 534-541

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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