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2007 年度 実績報告書

IgA腎症患者の口蓋扁桃における細菌感染に対する防御機構の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18791196
研究機関福井大学

研究代表者

須長 寛  福井大学, 医学部附属病院, 助教 (30362049)

キーワードIgA腎症 / 口蓋扁桃 / IL-10 / 単核細胞 / インフルエンザ菌 / TGF-β / IFN-γ
研究概要

扁桃単核細胞におけるIgA、サイトカインの産生について
インフルエンザ菌外膜抗原及び緑膿菌外膜抗原、CpG DNAを用いて扁桃単核細胞を刺激した。扁桃単核細胞は、手術的に得られたIgA腎症患者扁桃を機械的に破砕しメッシュで処理した後にFicoll-Hypaqueを用いて単核細胞を遠心分離して作成した。分離した細胞をインフルエンザ菌外膜抗原及び緑膿菌外膜抗原、CpG DNAと共にRPMIで培養した後、上清中のIgA、IgA産生に関与するサイトカイン(IL-10,TGF-β,IFN-α,γ)をELISAを用いて測定した。結果として、IgA腎症患者扁桃由来の単核細胞はIgA腎症患者扁桃由来の単核細胞と比較して有意に高くIgAを産生し、IL-10,TGF-β,IFN-γにおいても有意に高い産生が認められた。このことはIgA腎症患者扁桃では細菌感染刺激が抗体産生に深く関与している可能性を示唆するものである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] IgA腎症患者の口蓋扁桃におけるBc1-2の発現について2007

    • 著者名/発表者名
      須長 寛
    • 学会等名
      日本口腔・咽頭科学会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      20070900

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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