研究概要 |
モルモット咽頭粘膜および輪状咽頭筋におけるニューロペフチドの動態に関する研究において平成19年度においては本研究における手技の取得、および関連学会への学術収集のための参加、を行ってた。 まず、正常モルモットにおいて咽頭粘膜上のSPの定量を行うに当たり、形態学的に免疫染色を用いて咽頭粘膜組識上のSPの染色、および染色されたSPの定性的評価方法を検討した。同様に輪状咽頭筋においてもそれぞれ咽頭粘膜組識上のSPに対し免疫染色を行い定性的評価方法を検討した。 またVIPに関してもそれぞれ咽頭粘膜組識、および輪状咽頭筋において免疫染色による定性的評価方法について検討した。 定量的評価方法ついては、咽頭粘膜組識および輪状咽頭筋をホモジュネホトし、定量を試みた。現状においては、定性方法に関しては比較的安定したデータが採取でき評価方法については妥当と考えられるが,定量に関してはSPの半減期が短い事が影響し、各測定においてデータの再現性が乏して結果となった。SPの定量方法に関して組識採取穂法および、組識からのSPの定量方法について今後一部変更し検討をえる必要があると思われる。
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