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2006 年度 実績報告書

二次骨化中心形成過程における組織再生因子CCN2発現様式の三次元解析

研究課題

研究課題/領域番号 18791436
研究機関岡山大学

研究代表者

岡 森彦  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助手 (90335612)

キーワードCCN2 / 二次骨化中心 / 内軟骨性骨化 / 組織再生因子
研究概要

高齢化社会を迎えて、益々増加する骨・軟骨疾患の治療に対して再生医療は今もっとも注目されている。本研究では、再生医療への応用が期待できる組織再生因子CCN2の内軟骨性骨化における多様な生理作用の役割解明のために、マウス脛骨における二次骨化中心形成(骨端軟骨への血管組織の進入から骨端部の骨化にいたる過程)において、その遺伝子発現とタンパクの局在をin situ hybridization法と免疫染色法によって経時的に組織学的検討を行うことを目的とする。また観察期間毎に組織切片3D再構1築ソフトを用いて二次骨化中心過程におけるCCN2遺伝子発現部位と局在の三次元構築像を作成し、空間的な分布と作用方向についての知見を加え、CCN2の作用機構や遺伝子発現制御機構について検討を行うことを目的とする。
実験動物にはマウスを用い、二次骨化中心形成過程(生後1,3,7,14,28日)における膝関節組織を摘出した。各群4匹(計20匹)。その後、通法に従いパラフィン包埋を行い、厚さ7μmの連続切片を作製した。現在までに、本研究を遂行するためにCCN2の免疫染色ならびにin situ hybridizationを行っている。同時に、遺伝子発現部位やタンパク局在部位に共局在する他分子との関連を調べるために、軟骨組織の細胞外マトリックスの主要成分の一つであるX型コラーゲンのin situ hybridization用のprobeを作製しているところである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 軟骨細胞にみられる低密度リポタンパク受容体関連タンパク1(LRP1)の局在と機能解析2007

    • 著者名/発表者名
      河田かずみ
    • 雑誌名

      日本軟骨代謝学会雑誌 抄録集

      ページ: 82

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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