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2006 年度 実績報告書

齲蝕感受性および齲蝕抵抗性マウスを用いたコンソミックマウスの作成

研究課題

研究課題/領域番号 18791567
研究機関日本大学

研究代表者

清水 邦彦  日本大学, 松戸歯学部, 講師 (30328760)

キーワード齲蝕 / マウス / コンソミックマウス / 第2番染色体 / C57BL / 6 / C3H
研究概要

齲蝕感受性マウスであるC57BL/6マウスの雌個体に、齲蝕抵抗性マウスであるC3Hマウスの雄を交配させFI個体の雌雄を合計15体得た。このF1世代の雄マウスをC57BL/6マウスの雌個体に交配させN2世代の雄マウスを27体得た。この27匹の個体の尾を約1cm切断し,Qiagen社DNeasy tissue Kitを使用し、マウス個体を生かした状態でDNAの抽出を行った。このDNAを鋳型としてC57BL/6およびC3Hの両系統で多型を示すマウス第2番染色体上のマイクロサテライトマーカーD2Mit1(2.2cM)、D2Mit237(27.3cM)、D2Mit90(38.3cM)、D2Mit100(50.3cM)、D2Mit107(61.2cM)、D2Mit226(80.9cM)、D2Mit200(97.3cM)を用い遺伝型のタイピングを行い,第2番染色体上で組み換え生じていないC57BL/6とC3Hのホモ型を示す雄個体を選別した。第2番染色体上においては染色体上にほぼ均等にマーカーを配置することができた。選別できた個体を用いてC57BL/6マウスの雌に戻し交配を行い,N3世代を複数得た。得られたN3世代に対し上記に示したマーカーを用い第2番染色体に組み換えの生じていない雄個体をさらに選別した。同様の操作を繰り返し、平成18年度中にはN4世代のスクリーニングが完了している。また第2番染色体以外の常染色体についてC57BL/6およびC3Hの両系統で多型を示すマーカーの選定も進んでおり、現在までに96のマーカーで多型が確認できている。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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