1.鳥取大学医学部倫理審査委員会に研究計画書を提出した。 2.鳥取県訪問介護ステーション連絡協議会役員会において研究の全体構想と実施方法等について説明し、研究への協力を依頼した。その後、鳥取県内の訪問介護ステーションに、本研究への協力依頼文書を郵送した。 3.協力依頼文書において、アサーショントレーニング(以下AT)参加者(介入群)と、超背への協力者(対照群)の募集をした。現在AT参加者を募集中である。倫理的配慮として、対象者の主体的参加意志を尊重すること、トレーニング及び調査を実施するにあたり個人情報の保護を徹底することを、依頼文書に明記した。 4.AT開催に向けての準備を行った。ATトレーナーへの講師派遣依頼を行った。講師には、臨床心理士でありATトレーナーでもある専門家に依頼し、承諾を得た。 5.ATの実施方法について、打合わせを行った。AT(基礎-理論編)2日間を実施することが決定した。日時(2007年8月4日・5日)、場所(鳥取大学医学部保健学科)を決定した。 6.質問紙調査に使用する尺度を選定し、調査用紙作成を行った。 7.研究者は日本精神技術研究所のATに参加した(2007年ワークショップ)。基礎的知識を再考することができた。 8.本研究の先行研究となる論文を投稿した(米子医学雑誌に掲載)。訪問看護師における職場の対人葛藤には、年齢・看護師経験年数・雇用形態・訪問件数・夜間待機の有無が関連することが明らかとなった。 9.学会発表を2件行った。第32回日本看護研究学会において「訪問介護師における職場の対人葛藤に関連する要因」、第26回日本看護科学学会において、「訪問看護師における職場の働きやすさ感と対人関係のストレス体験との関連」を発表した。
|