1.閲覧検索インタフェースの英語化を検討した。 まず、情報提供のインタフェース要素であるボタン、リンク、ラベル、ナビゲーションを検討した。この際に、既存の情報提供システムのインタフェースなども参考にして検討した。 2.辞書や機械翻訳技術による情報アクセス技術について検討した。 具体的には、英語キーワードで日本語文献を検索する技術や、日本語文献を英語で提示する技術として辞書やシソーラス・機械翻訳による手法を検討した。 3.日本語のメタデータを英語に変換して出力するための技術について検討した。 4.実験システムの開発を行なった。 言語横断システムの検討のために必要な要素について検討し、教育図書館所蔵資料をデジタル化しWebを通して提供するためのシステムの基本部分の検討を行った。 基本システムに必要な要素として、書誌データの項目や、必要な検索インタフェースの検討を行った。実験システムに使用するための教育図書館の資料について調査し、資料の内容の調査や、資料の特性に合わせた検索方法などについて検討した。 横断検索の検索画面の調整に適切なシステムの設計について検討し、検索クライアントと検索サーバを明確にきりわけることのできるSRU/SRWに対応した検索システムを検討し、実際にSRU/SRWを通して検索を行える実験システムを構築した。
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