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2008 年度 研究成果報告書

フランスにおける「フレネ技術」を導入した異年齢学級と、日本の複式学級との比較

研究課題

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研究課題/領域番号 18830011
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関山形大学

研究代表者

坂本 明美  山形大学, 教職研究総合センター, 講師 (40400535)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワードフレネ技術 / フレネ教育 / 異年齢学級 / 複式学級 / 学習材 / 協同 / 協働 / 共同体 / 市民的資質(市民性)
研究概要

(1) フランスにおいて「フレネ技術」を導入した異年齢学級では、「フレネ技術」と「学習材」に支えられ、子どもたちの自律的で協同的/協働的な学びが遂行されていた。「異年齢」という特徴よりもむしろ、「異質性」と「多様性」に基づいた教育、個性化と協同化(協働化)との調和的融合、異学年同士の協同/協働、「共同体」の一員として参加する子ども、「市民的資質(市民性)」の育成、などが特徴的であった。(2) 日本の複式学級においては、子どもたちを自律的、協同的/協働的な学びの主体とすることが求められていた。(2)においては、特に、(1)を参考にしながらの「学習材」の開発と異学年同士の「協同/協働」が、新しい教育実践の手がかりとなり得るだろう。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] フレネ学校における教育実践-「異年齢学級」に着目して-2008

    • 著者名/発表者名
      坂本明美
    • 雑誌名

      技術教室 2月号、No. 667

      ページ: 54-59

  • [学会発表] フランスの学校でのフレネ教育の実際2009

    • 著者名/発表者名
      坂本明美
    • 学会等名
      フレネ教育研究会 (フレネ教育研究会第49 回夏季全国集会)
    • 発表場所
      山形県かみのやま温泉 (「ニュー村尾」)
    • 年月日
      2009-08-24
  • [学会発表] フランスにおける「フレネ技術」を導入した異年齢学級の教育実践~「異質性」と「多様性」を尊重した「共同体」の一員としての子ども~2007

    • 著者名/発表者名
      坂本明美
    • 学会等名
      フランス教育学会 (フランス教育学会第25回大会)
    • 発表場所
      宇都宮大学
    • 年月日
      2007-09-17

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2020-05-29  

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