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2006 年度 実績報告書

重度重複障害児に対する動作学習を基盤とした個別支援計画の適用とその評価

研究課題

研究課題/領域番号 18830030
研究機関愛知教育大学

研究代表者

船橋 篤彦  愛知教育大学, 教育学部, 講師 (40432281)

キーワード重度重複障害児 / 動作学習支援 / 個別の支援計画 / 地域連携
研究概要

盲・聾・養護学校に在籍する児童生徒の障害の重度重複化が進んでいる。文部科学省が示す資料においても各種の学校に在籍する重度重複学級在籍者数は増加の一途を辿り、今後の特別支援教育において、重度重複障害児に対する教育は重要な課題として取り上げられる必要がある。
以上の現状を踏まえ、本研究の目的は、現在、重度重複障害児への発達支援として動作学習を中核に据えた方法論の適用し、その評価を行うことである。研究期間は2年間であり、本年度は初年度となる。
本年度は、(1)研究計画遂行に向けたセットアップ (2)研究協力者の確保と基礎データの収集の2点を行動目標として取り組んだ。(1)については、研究のセットアップが十分に整ったと考えている。(2)については、数名の調査協力者を得て、基礎データの収集を行った。次年度は、さらに調査協力者を募り、動作学習の評価について詳細な検討を行うこととしたい。
今年度の研究実績としては、盲・聾・養護学校に在籍する児童生徒の障害の重度・重複化の進行に対する教育の対応や動作学習の意義に関する小論(船橋,2007)と教育現場へのコンサルテーション事例(船橋,2007)の2編を報告した。また、ASAPE(アジア障害者体育・スポーツ学会)では、動作学習支援に関する報告(Funabashi,2006)を行い、インド、香港などの特殊教育の専門家と活発な議論を行った。
次年度は研究計画の最終年度となる為、データ収集と分析を中心に展開していく。また、それらの経過については、国内外の学会においで順次、発表を行っていく予定である。

研究成果

(2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文

  • [雑誌論文] 重度重複障害児に対する動作学習支援の新たな射程2007

    • 著者名/発表者名
      船橋 篤彦
    • 雑誌名

      愛知教育大学研究報告 56

      ページ: 27-32

  • [雑誌論文] 行動コンサルテーションによる教育現場の支援2007

    • 著者名/発表者名
      船橋 篤彦
    • 雑誌名

      障害者教育・福祉学研究(愛知教育大学障害児教育講座紀要) 3

      ページ: 1-6

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公開日: 2008-05-07   更新日: 2016-04-21  

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