研究概要 |
本研究にあたっては,障害のある子どもを対象とした遠隔共同学習プロジェクト"チャレンジキッズ"の知見を遠隔連携に活かすために研究協議会を下記の学校等より研究協力者の出席により実施した。 石川県立七尾養護学校珠洲分校,香川県立香川中部養護学校,東京都立光明養護学校,石川県立明和養護学校,国立大学法人滋賀大学教育学部附属養護学校,国立大学法人筑波大学附属桐ヶ丘養護学校,滋賀県湖南市発達支援室 また,地域遠隔連携のためのサーバー構築にあたっては,活用されているWeb Server等の他,下記の2点を本研究のために用意した。 ティーチングポートフォリオシステムの構築にあたっては,前川(2003)によるPushcornにより構築し,試行を始めている。電子会議室については,CMS(Contents Management System)をベースにした国立情報学研究所(2005)によるNetCommonsにて構築した。これは学校などをはじめ地域などのコミュニティーサイトで多く使われているCMSを教育利用に特化させたものであり,研究成果を普及させるにあたり,その安全面や再現性などの観点から採用した。今後,その評価を含め行いたいと考えている。 地域連携先進地域には,現地調査を行った。調査先は,下記の通りである。 滋賀県甲賀福祉圏域,滋賀大学教育学部附属特別支援学校,滋賀県立大津清陵高等学校通信教育部,沖縄県総合教育センター,沖縄県立名護養護学校,山形大学附属特別支援学校,鹿児島県立南薩養護学校 さらに,遠隔教育を先進的に行っている海外の先進地域の現地調査するために,下記を訪問し調査を行った。 California State University Northridge Center on Disability 詳細の報告は,最終報告で行う予定である。
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